開催期間:2021年03月01日〜2021年06月30日
和洋折衷の名建築を公開。ほぼ等身大のご本尊を描いた大画軸なども展示されます。
奈良の長谷寺は、真言宗豊山派総本山、西国三十三観音霊場第八番札所、花の御寺…として知られる名刹です。ご本尊として、像高10mを超える十一面観世音菩薩立像を本堂に祀っています。
境内の西参道側にある本坊は、大講堂や書院などを有する大殿堂。1667年に徳川将軍家の寄進により建立されましたが、明治時代に焼失。現在の本坊は大正13年(1924年)に再建されたものです。随所に「洋」の意匠が凝らされた和洋折衷の建築で、精緻、大胆、調和が見て取れます。建築やデザインに関心のある人は興味をかき立てられることでしょう。
今回の本坊大講堂特別拝観では、本尊御影大画軸も拝観することができます。大画軸はご本尊を復興再建する際の設計図と伝えられ、像高10m超のご本尊のほぼ原寸大。「掛けられない掛け軸」と言われています。
それを特別な手法でスキャンしてデジタル化。高さ約16.4m、横幅約6.2mある迫力のレプリカが大講堂に展示されます。さらに、「長谷寺縁起絵巻」も全巻が公開されます。
特別公開期間は、桜や牡丹、ツツジ、シャクナゲ、新緑、アジサイなど、花や自然の彩りにあふれる季節とも重なります。
行事・イベント名 | 本坊大講堂特別拝観(重文)(奈良 長谷寺) |
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開催場所 | 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1 長谷寺 大講堂 |
開催期間 | 2021年03月01日〜2021年06月30日 |
開催時間 | 9:00~16:00 |
ホームページ | https://www.hasedera.or.jp/ |
お問い合わせ先 | 0744-47-7001 |
その他 | 【拝観料】 ■500円(入山料別途) ■入山料・本堂・大講堂特別拝観共通券:1700円 【アクセス】 近鉄長谷寺駅から徒歩約15分 ※駐車場あり(有料) |