開催期間:2021年04月17日〜2021年05月30日
孤高の画家・髙島野十郎。徹底して追求した写実の絵画世界が広がります。奈良の風景画にも注目。
洋画家・髙島野十郎(たかしま やじゅうろう/1890‐1975)の生誕130年を記念して開催されます。
髙島野十郎は福岡県御井郡合川村(現・久留米市合川町)生まれ。東京帝国大学を卒業するも、独学で学んでいた画業の道へ進みました。徹底した写実による独自の画境を開き、また家族を持たず、画壇とも一線を画した、孤高の画家でした。
終戦後、東京、そして千葉へとアトリエを移した一方、東北、京都、奈良など各地を放浪しながら、作品を描き続けました。
作品に光が当てられたのは、没後。出生地の福岡県立美術館が散逸していた作品を集め、またテレビ番組で取り上げられるなどして脚光を浴びました。
本展では、福岡県立美術館の所蔵作品を中心に、代表作「蝋燭」「からすうり」などのほか、たびたび訪れていた奈良の風景を描いた「空の塔 奈良薬師寺」など、総数110点あまりが出品される予定です。
髙島野十郎が描いた静物、風景、光、闇…などから、彼が追求した写実の極地を感じ取り、作品からにじみ出る魅力を味わえる展覧会です。
※本展は令和3年度予算成立をもって開催となります。
行事・イベント名 | 特別展「生誕130年記念 髙島野十郎展」(奈良県立美術館) |
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開催場所 | 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6 奈良県立美術館 |
開催期間 | 2021年04月17日〜2021年05月30日 |
開催時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
ホームページ | http://www.pref.nara.jp/11842.htm |
お問い合わせ先 | 0742-23-3968 |
その他 | 【観覧料】 一般:1000円 大・高生:800円 中・小生:600円 ※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、団体割引の設定はありません。 ※次の方は無料 ①身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方1人 ②外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティアガイドの方 【アクセス】 近鉄奈良駅 1番出口から奈良公園に向かって徒歩約5分 【休館日】 月曜日と5月6日(木) ※5月3日(月・祝)は開館します。 |