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奈良大学博物館 令和5年度企画展『富山市・長松山本法寺蔵「法華経曼荼羅図」の世界Ⅱ-描かれたものがたり-』

2023年10月2日(月)~2023年12月9日(土)
重要文化財の高精細画像を用いて、仏像のものがたりをわかりやすく展示します。※入館無料

富山市にある長松山本法寺(ちょうしょうざんほんぽうじ)は鎌倉時代創建の古刹です。所蔵する「法華経曼荼羅図(ほけきょうまんだらず)」(重要文化財)は、鎌倉時代末期制作。縦約190センチ、横約130センチで、二十二幅で一具(一組)という類例のない作品です。

 

本法寺「法華経曼荼羅図」は、法華経で語られるたとえ話がいくつもの場面に分けて展開され、人物の表情や身振りが豊かに描かれています。

 

今回は、二十二幅のうち、第三幅、第四幅、第五幅、第六幅、第八幅、第九幅、第十二幅を、高精細撮影して出力(一幅を20分割して撮影した画像を合成)した原寸大の複製7点を、解説パネルとともに展示します。

 

経典の内容だけでなく、経典にはない龍の激闘などの仏教の物語が描き込まれている点にも注目してください。

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