駅前広場に2017年4月、天理のにぎわい拠点「コフフン」がオープン。イベントステージやカフェレストラン、キッズの遊び場など、人と元気とにぎわいが集うスペースです。
徒歩で約30分
『古事記』にその記載があり、『日本書紀』に「神宮」とされるのは伊勢神宮と石上神宮だけ。それほど古くて由緒ある神宮です。布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)を主祭神とし、古代有力豪族の物部氏の総氏神で、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されています。大和政権の武器庫としての役割も果たしたといわれるように、七支刀(国宝)や鉄盾(重要文化財)などが納められています。
拝殿(国宝)や楼門(重要文化財)など威厳たっぷりの建造物のほか、境内で「神使」として放し飼いにされるニワトリも参拝者に人気があります。
徒歩で約15分
石上神宮の神宮寺(神社に附属する仏教寺院)だった永久寺は、かつて広大な伽藍を誇っていたとされます。廃仏毀釈の際に取り壊され、現在は本堂池に名残をしのぶばかり。春には池の周囲に桜が咲き、近くに松尾芭蕉の「うち山や とざま知らずの 花ざかり」の句碑が建てられています。
徒歩で約35分
「環濠集落」は主として農耕を営む集落が境界・自衛のために周りに濠を巡らせていた地域のこと。起源は室町時代にさかのぼるとされます。竹之内環濠集落には今も水をたたえる濠が残り、集落内には軒の低い日本家屋が中世の雰囲気をとどめています。なお、ここには山の辺の道の観光客向けにトイレが整備されています。
徒歩で約35分
弘法大師が創建した真言宗のお寺。本堂には玉眼の阿弥陀如来像、観世音菩薩像、狩野山楽による「極楽地獄図」などをおさめています。毎年10月23日~11月30日に本堂にて地獄絵開帳が行われ、適時、住職による絵解き説法も行われます。鐘を吊った遺構が残る日本最古の鐘楼門、書院造の旧地蔵院とそこから眺められる室町時代の庭園なども見どころです。そして、何といっても長岳寺は「花の御寺」。桜、ツツジ、カキツバタ、紫陽花、紅葉…など、一年を通して、さまざまな花や緑で彩られます。
徒歩で約6分
本場英国の紅茶をいただけるカフェ。モーニングやランチ、スイーツがありますが、紅茶で至福の時間をすごせるようにと、コーヒーはありません。ハウスメイドのフルーツグラノーラはお土産や自宅用におすすめ。山の辺の道の情報拠点・天理トレイルセンターと道一本挟んで隣接しており、崇神天皇陵や田園風景を眺められる快適なロケーションです。
徒歩で約7分(拝所まで)
大和朝廷の創始者とされる崇神天皇の陵墓(前方後円墳)という、実はすごい古墳。周囲には濠が巡らされ、外堤の上を歩くと(手すりから中へ入ることはできません)展望良好。拝所もあります。山の辺の道を歩くハイカーが休憩したり、写真を撮ったり、風に吹かれたり、人気の立ち寄りスポットです。
徒歩で約10分(拝所から)