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荒池(奈良市)

奈良の農家を助けた、ため池。眺めずに通り過ぎるなんて、もったいない。

奈良ホテルと菊水楼(料亭)に挟まれた「荒池」。明治時代に奈良市が干ばつに見舞われた際、農家から「どんな水不足でも耐えられるようなため池を築いてほしい」という要望が高まり、明治20年頃、各農家から資金を募って築造されました。荒池の完成により、農家は水不足の年にも支障なく米作りにいそしむことができたといいます。

 

100年以上もため池として役割を果たしてきた荒池は、平成時代に護岸の補強工事や周辺の景観整備が行われ、木々の緑を水面に映す景勝の池として生まれ変わりました。北岸には、しだれる枝を風に揺らす柳の木が立っています。これは、奈良発祥の能「金春流」にちなんで、東京・銀座にある金春通りと御門通りから寄贈された銀座の柳です。

 

荒池から、西を望むと生駒山、南へ歩くとシックな奈良ホテル、北隣は料亭菊水楼、東へ入ると浮見堂へ至ります。荒池は、奈良歩きのちょっとしたアクセントになる水辺のスポットです。


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