奈良の秋風景・紅葉狩り~隠れた名所編 | 奈良 観光 | 奈良ぶら

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奈良の秋風景・紅葉狩り~隠れた名所編

夏が終わりに近づくと、秋のお出かけが待ち遠しくなります。2021年、7月中旬から連日の快晴猛暑となり、一転、8月中旬は雨天曇天続きで日照不足に。8月下旬~9月初旬は再び気温30度超の真夏日が続きました。そんな夏を越えると、秋の紅葉の映え具合が気になりだします。コロナ禍で密を避けるためにも、季節が移ろう自然風景を見に~と計画している人も少なくないでしょう。
奈良にも紅葉の名所が各地にありますが、奈良公園や長谷寺、談山神社などよく知られたスポットは多くの人出でにぎわうことが予想されます。ひっそりとしていて、あまり人が来ず、心ゆくまで錦秋にひたりたい。そんなリクエストにお応えできる隠れた紅葉の名所をそっと紹介します。

■西吉野の柿山(五條市)

奈良の秋風景・紅葉狩り~隠れた名所編

色を楽しむ柿の絶景
この写真には一部しか写っていませんが、周囲の山々はみな柿色一色なのです。
舞台は、五條市西吉野。日本屈指の柿の産地です。柿というとつい食べる果実ばかりに目と気が向いてしまいますが、葉っぱにもご注目。柿の葉にはさまざまな利点が秘められていて、例えば、奈良名物の柿の葉寿司、あるいは柿の葉茶がすぐに思い浮かびます。
そしてNARABURAが強調したいのは、この紅葉の景色です。実に見映えよく柿色に染まり、こちらの山からあちらの山へ、延々と広がっています。場所によっては、柿色の「山の波」を一望することもできるでしょう。一の木ダムから山側へ入り、柿博物館周辺などがビュースポットです。
柿の紅葉の鑑賞は、柿の実の収穫時期に重なるため、地元の柿農家の方々の収穫作業を妨げないようにお願いします。

(写真撮影日:2020年11月25日)

「柿博物館」

〒637-0105 奈良県五條市西吉野町湯塩

 

■上宮遺跡公園(斑鳩町)

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聖徳太子ゆかりの公園
斑鳩町には法隆寺をはじめ聖徳太子ゆかりの寺院・スポットが複数ありますが、ここ上宮遺跡公園もその一つ。『続日本紀』にある称徳天皇の飽波宮(あくなみのみや)と考えられている一方、聖徳太子が晩年を過ごした飽波葦墻宮(あくなみあしがきのみや)の伝承地でもあるのです。
公園内には配分よくカエデ類が植わり、紅葉期は古代の庭園のよう。聖徳太子のレリーフ像のほか、万葉歌碑や遺跡の解説も立っています。法隆寺から約1.5㎞と徒歩圏内。混雑することはなく、悠々と時を過ごせます。

(写真撮影日:2020年11月11日)

【聖徳太子】上宮遺跡公園(斑鳩町)

〒636-0113 奈良県斑鳩町法隆寺南3丁目3-6

 

■水上池(奈良市)

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水鳥と青い風景に映える紅葉美
世界遺産・平城宮跡の北側に満々と水をたたえる水上池。開放的な広さと若草山などを望める立地、冬鳥をはじめとする水鳥や水辺の鳥たちでにぎわう自然が魅力のため池です。歩道などを歩いて周回することができ(1周約1.5㎞)、散歩をする人、バードウォッチャーらに親しまれています。
この池のほとりに沿って、所々にカエデが植えられていて、特に北西の木々は秋を迎えると真紅と呼んでいいほど鮮やかに染まります。好天なら水面や青空のブルーとのコントラストが見事です。
平城宮跡や法華寺から足を延ばして、あるいは池周辺の古墳群巡りとあわせて楽しめるでしょう。

(写真撮影日:2019年11月29日)

水上池(奈良市)

〒630-8003 奈良県奈良市佐紀町

 

■佐保川(奈良市)

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サクラは紅葉も絶景なり
桜並木が長々と続くことで知られる佐保川。①奈良県立大学北側から新大宮駅付近まで、少し下って、②大宮通りから国道24号をくぐって流れる奈良市八条付近まで、の2つの区間が特に並木がそろっていて、桜の見ごろを迎えると、多くの市民らが花見や撮影をしながら散策しています。
ずらりと並ぶ桜は、花だけでなく、秋には葉も美観をつくりだします。葉が赤や紅、黄色とさまざまなグラデーションで色づくのです。これを楽しみにしている人も少なくありません。
カエデではなく桜。花ではなく葉っぱ。この秋、趣向を変えて季節を鑑賞してみてください。

(写真撮影日:2020年11月17日)

江戸時代の佐保川を描いた「大和名所図会」はこちら

〒630-8136 奈良県奈良市恋の窪~大安寺西

 

■馬鍬淵近くの曲線道路(平群町)

奈良の秋風景・紅葉狩り~隠れた名所編

美しいカーブの道路と秋の草花木
「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれないに水くくるとは」など、古来紅葉の名所として有名な竜田川。その流れの一角に景勝・馬鍬淵(まぐわぶち)があります。そこへ通じる遊歩道の入口の秋風景がこの写真です。
厳密には葉ばかりではなく、野花やススキの穂もまじります。カエデのような派手さはありませんが、可憐さが感じられます。黄や白、赤、朱色、そして常緑樹の緑と濃淡織り交ざる多種多彩な色が競演しています。道路の曲線も印象的です。

(写真撮影日:2020年11月04日)

馬鍬淵(まぐわぶち)(平群町)〒636-0906 奈良県平群町菊美台1丁目

 

■めえめえ牧場(山添村)

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羊さんも紅葉がお好き⁉
山添村の神野山にあるファミリーサイズの観光牧場。羊さんがメインです。羊毛を使ったクラフト製作体験ができたり、羊にえさをあげたり、家族でほのぼのと楽しめます。起伏が多い牧場内には、紅葉する木々も多く、紅葉鑑賞よりも食べることに夢中な羊たちと紅葉がセットになった一枚が撮れるでしょう。
近くには、ゴロゴロと無数の岩が転がって、川の流れのように見える奇景「鍋倉渓」があり、寄り道するのもおすすめです。

(写真撮影日:2019年11月16日)

めえめえ牧場

〒630-2225 奈良県山添村北野

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