開館30周年記念特別展「文化勲章三代の系譜　上村松園・松篁・淳之」（松伯美術館）

日本画家として傑作を描いてきた上村松園・松篁・淳之三代の作品、写生など美術資料の収集・保管・展示を行う松伯美術館では、開館30周年記念特別展を開催します。

日本画ならではの美を、それぞれの視点と感性で追究してきた松園、松篁、淳之。受け継がれてきた情熱や美意識を想像しながら、上村家三代の美の系譜を作品を通して感じ取ってください。

同展は、京都（京都髙島屋S.C.）と東京（日本橋髙島屋S.C.）でも開催されましたが、松伯美術館では展示作品の多くが変更されます。なかでも上村松園の作品はすべて他館所蔵の作品となり、同館では初展示となる作品も含まれます。

＜主な展示作品＞

上村松園

・月蝕の宵（大分県立美術館蔵）※同館初展示／通期展示

・初雪（大川美術館蔵）※同館初展示／通期展示

・美人詠哥（吉野石膏コレクション）※同館初展示／後期展示

上村松篁

・杜若（神奈川県立近代美術館蔵）／前期展示

上村淳之

・月の水辺（個人蔵）／通期展示