洞川温泉ビジターセンター（天川村）

2024年4月、天川村も一部含まれる「大峯奥駈道」などを登録資産とする世界遺産「紀伊半島の霊場と参詣道」が登録20周年を迎えました。

これにあわせて、2024年4月25日、洞川温泉センターが「洞川温泉ビジターセンター」と改称して、リニューアルオープンしました。

しっとりとした肌感の泉質が特徴で、浴室（露天風呂あり）の広さは従来の約2.5倍に。ぬくもりを感じられる、木を活用した建物には、広くて快適に過ごせる休憩スペースなどが備わっています。

また、約31度の源泉を加温するボイラーとして、薪ボイラーを導入。使用する薪は村内の林業振興を目的に整備されたバイオマス生産供給施設で生産されたもので、天川村が掲げる「木の国」らしい地域資源の循環をつくり出しています。

温泉だけでなく、天川村特産品の直売所、登山や自然体験ツアーのガイドを行う案内所、天川村の地形を立体的に見せる模型、これまで時期によっては満車になることもあった駐車場が約2倍になるなど、充実した設備・機能で観光客や来館者をおもてなしします。