• 奈良事典

きょうは何の日「7月①:プール開き/更生保護の日/梨の日/誕生花ラベンダー/誕生花ヒマワリ」

ふと、「きょうは何の日だっけ?」と気になるときがありませんか。○○の日とか、◇◇記念日とか、1年365日(4年に一度は366日)は何らかの「日」に当たっています。それぞれの由来は、数字の語呂合わせや発祥の日などさまざま。ここでは、奈良の歴史や出来事、モノ・コトに縁のある「きょうは何の日」を集めてみました。「そうだったのか!」「なるほど!」のネタにしてください。

【7月1日「プール開き」】

 

「プール開き」とは、その年最初にプール(主に屋外)へ入る日・行事のこと。全国各地で“だいたい7月1日”にプール開きが行われています。

 

奈良の7月平均気温を見ると、2017年と2018年は8月より高く、一年で最も暑い月でした(2019年の平均気温は8月の方が高かった)。7月を待たず、早く冷たいプールで遊びたい、泳ぎたい、飛び込みたいという人も多いでしょう。

 

奈良には残念ながら海がありません。しかし、家族みんなで楽しめる屋外プールがいくつかあります。ウォータースライダーや水深の浅い幼児向けプールなど、趣向を凝らした遊具・施設を備えています。

 

2020年夏は、新型コロナウイルス感染症の影響で、各地のプールが休業になるニュースも報じられています。事前に、営業期間・時間や休業のお知らせなどをチェックすることをおすすめします。

 

プールを安全に楽しむためのルールを守って、さあ、プールに出かけよう。

 

まほろば健康パーク ファミリープールの情報はコチラ

 

 

【7月1日「更生保護の日」】

 

1949年7月1日に施行された「犯罪者予防更生法」にちなみ、法務省が1962年に制定しました。同法は、犯罪者の更生、保護観察、再犯予防等に関して規定した法律。後に執行猶予者保護観察法と整理・統合され、2008年6月施行の更生保護法にその役割が引き継がれました。

 

更生保護に重要な役割を果たした奈良の施設といえば、五大監獄のひとつ「奈良監獄」を前身とする「奈良少年刑務所」です(写真)。名称に“少年”と付きますが、実際には20代後半から高齢者まで幅広い年代層が収容され、更生プログラムが実施されていました。毎年9月の一般公開行事「奈良矯正展」は、多くの地域住民が訪れる人気の行事でした。

 

1908年(明治41年)竣工のロマネスク調のレンガ建築で知られていましたが、耐震性の問題などのため2016年度に閉鎖。2017年2月に建造物等が国の重要文化財に指定されました。

 

建築デザイン的にも優れた“美しい監獄”は、2021年度中に世にも珍しい「監獄ホテル」として開業する予定です。

 

「奈良少年刑務所」の情報はコチラ

 

 

【7月4日「梨の日」】

 

鳥取県東郷町(現在は湯梨浜町)が制定。7(ナ)月4(シ)日の語呂合わせです。

 

二十世紀梨の栽培で有名な鳥取県ですが、梨の出荷量では千葉県、茨城県、栃木県、福島県に次いで全国第5位です(2018年)。

 

奈良県はといえば、柿、梅、イチゴの栽培が盛んですが、梨も栽培されています。中心地は五條吉野エリアで、県収穫量(平成26年産で1950トン)のうち、約89%を生産しています。

 

中でも、五條市と大淀町が接する高原帯は、奈良県産梨の主力地。大阿太高原は100年以上前に開拓され(写真:大阿太高原開拓碑)、二十世紀梨、豊水梨、幸水梨などをたわわに実らせてきました。梨の旬は、7月~9月。大阿太高原では梨狩りも楽しみです。

 

全国的には生産量が少ない奈良県産の梨ですが、大淀町にある「道の駅 吉野路大淀iセンター」や各地の農産物直売所などに並びます。

 

奈良の梨の産地・大阿太高原の開拓碑はコチラ

 

 

【7月5日「誕生花 ラベンダー」】

 

「誕生花」とは、「7月5日生まれならラベンダー」というように、生まれた月日にちなむ花のことです。概念・起源・関連・根拠となる神話や伝承、開花時期などには諸説あり、各月日に誕生花はひとつだけとは限りません。

 

地中海地方を原産地とするラベンダーは原種、交配種をあわせて多数の品種があり、日本では初夏が花の見ごろです。いずれも特徴的な芳香を持っており、ポプリやアロマオイル、石けんなどで香りも楽しめます。

 

花言葉は「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」。不信感や疑惑と言われるとネガティブな気分になってしまい、多くの人が青紫色系の花や爽やかな香りから想像する印象とは違って感じるかもしれません。西洋では「献身的な愛」という花言葉もあります。

 

日本では、最初にラベンダーが栽培された北海道が有名。特に富良野には広大なラベンダー畑が広がり、多くの観光客が訪れ、魅了されています。

 

奈良にもラベンダー・スポットがあります。高取町(壷阪寺=写真)や馬見丘陵公園のほか、斑鳩町にもラベンダー畑が見られます。

 

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【7月6日「誕生花 ヒマワリ」】

 

黄色い大輪の花を高く掲げて、まぶしく照りつける太陽を一心に見つめるヒマワリ。見る人を元気づけ、エネルギーを分けてくれているようです。ヒマワリを描いたゴッホやモネも、活力に満ちた存在感に魅了されたのかもしれません。

 

夏の季語にもなっているヒマワリは、高さ3mになるものから、30㎝ほどにしかならず切り花用として栽培されるものまで、多くの品種・タイプがあります。

 

花言葉は、花が太陽の動きに合わせて向きを変えることから「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」です。ただし、西洋の花言葉には「偽りの富」も加わります(インカ帝国を征服したスペイン軍が、ヒマワリをかたどった純金の装身具を掠奪したからだとか)。

 

奈良県では、広陵町と三郷町がヒマワリを「町の花」に指定。その広陵町と河合町にまたがる県立馬見丘陵公園では、毎年7月下旬から8月上旬に「ひまわりウィーク」が開催され、様々な品種のヒマワリから夏を乗り切る元気をもらえます(写真)。

 

なお、ヒマワリは、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日の誕生花にもなっています。

 

四季折々の花を楽しむ「県立馬見丘陵公園」はコチラ
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