「女人高野」として知られる室生寺。普段は入れない金堂外陣より仏像を拝観することができます。
「女人高野」(女人禁制であった高野山に対し、室生寺は古くから女性が参拝することができました)として知られる室生寺は、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた、または近くにある室生龍穴神社の神宮寺として開かれたとも伝わり、奈良時代の末期、皇太子時代の桓武天皇の病気を治そうと興福寺の高僧賢璟(けんけい)らがこの地で祈願を行い、その後勅命により、国家のために創建されたとされています。
今も数多くの国宝や重文に指定される建築物や仏像が残ります。
「金堂特別拝観」では、普段は入れない金堂外陣より仏像を拝観することができます。平安時代の様式を伝える仏像が多く並び、女性的な姿をした十一面観世菩薩立像には色彩が残されています。
今回の特別拝観につきまして、特別拝観された方限定でスマートフォンのみ堂内の撮影が可能という企画をいたします。
行事・イベント名 | 金堂特別拝観(室生寺) |
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開催場所 |
〒633-0421 奈良県宇陀市室生78
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開催期間 | 2024年3月30日(土)~2024年5月6日(月/振休) |
開催時間 | 8:30~17:00(12月1日~3月31日は9:00~16:00) 特別拝観 9:00~15:30 (受付は15:00まで) ※寳物殿は 9:00~16:30 (12/1~3/31は9:30~15:30(受付は15:00まで) |
公式サイト | http://www.murouji.or.jp/ |
お問い合わせ先 | 0745-93-2003(室生寺) |
料金 | 【入山料】 大人:600円 子供:400円 特別拝観料:500円 ※入山料別途必要 |
アクセス | 近鉄室生口大野駅から室生寺前行きバスで終点下車、徒歩約5分 |