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おとなのお散歩コース 奈良を静かに味わう「高畑」

奈良公園・ならまちにはない、おとな好みの奈良に出会える高畑エリアのモデルコース

明治期には村を形成していたため意外と広い高畑(たかばたけ)エリア。奈良市の観光では定番の奈良公園、ならまちから少し外れていますが、それだけに今まで気づかなかった奈良の魅力に出会える!と高畑を散策する人が増えています。
例えば、春日大社の「ささやきの小径」から「志賀直哉旧居」へ。文豪の創作を想像した後、「入江泰吉記念奈良市写真美術館」では奈良を愛した写真家の作品を鑑賞。もちろん名刹も。“観光色”より“地元感”が漂う路地を縫って歩き、いつの間にかこんな時間―。そんな散歩を楽しむベストコースです。

スタート

奈良市の観光に便利な近鉄奈良駅からスタート

1 近鉄奈良駅

2 志賀直哉旧居

志賀直哉が1929年(昭和4年)4月から奈良を去る1938年(昭和13年)4月まで暮らした邸宅。日本伝統の数寄屋造に、サンルームなど洋風の要素も取り入れられた、いってみれば“和モダン”な設計になっています。志賀はここで代表作『暗夜行路』などを執筆しました。旧居の内部が一般公開されており、志賀文学の残照に触れることができるスポットになっています。

3 旧柳生街道(石仏)

志賀直哉旧居から東へ歩くと、世界遺産・春日山原始林が見えてきます。石畳が敷かれた滝坂の道(旧柳生街道)は森林浴をしながらハイキングできるコース。朝日観音や夕日観音など、鎌倉時代に彫られたとされる石仏に信仰の深さや神秘を感じて、石畳を引き返します。

4 新薬師寺

747年、光明皇后が夫・聖武天皇の病気平癒を願って発願した古刹。本堂本尊の薬師如来坐像を日本最古で最大規模の十二神将が守るように並んでいます。穏やかでふくよかな薬師如来と、迫力に満ちた十二神将にあなたは何を感じるでしょうか。かつてあった七堂伽藍と東西2基の塔は現存していませんが、本堂は奈良時代、創建当時の貴重な建築です。

5 白毫寺

本尊阿弥陀如来坐像や地獄の閻魔王坐像などに出会える名刹。夏と冬の「閻魔もうで」は悔過(けか:罪や過ちを悔い改めること)の行事かと思いきや、無病息災と長寿を願うというからユニーク。春先に咲く五色椿、秋の萩など季節の花も見事です。100段余りの石段を登ると、境内から奈良市街が一望できます。

6 入江泰吉記念奈良市写真美術館

奈良の歴史や風物を写した写真は数多くありますが、その泰斗のひとりに挙げられる写真家が入江泰吉(1905~1992)です。自然、まち、祭事、寺社・仏像、人々の暮らしなど、奈良の原風景を切り取った約8万点を収蔵しています。功績の一端に触れられる常設ギャラリーや関連図書のほか、企画展なども開催。ミュージアムショップも充実しています。

7 空気ケーキ。

閑静なエリアの一角にたたずむケーキ&カフェ。古都のやさしい空気をたっぷり包んだふわふわの「空気ケーキ」、カスタードクリームと生クリームをふんわり&くるりと巻いた「空気ロール」、季節のショートケーキ…。休憩に、お土産に、どれを選びましょうか?

8 浮見堂

池に浮かぶように建つ六角形のお堂。春はサクラ、夏はライトアップ、秋は紅葉、冬は(運がよければ)雪景色と四季の移ろいを楽しめるスポットです。池のほとりから浮見堂を東の三笠山、西の夕陽などといっしょに眺めるのも一興。貸しボートもあるので、時間に余裕があれば、水面から奈良を感じてみてください。

近鉄奈良駅
お疲れさまでした。徒歩移動の時間に、各スポットの滞在時間を加えると、半日丸々のコース。自然と文化に恵まれたエリアなので、季節を変えると、また違った風景に出会えるはずです。

ゴールお疲れ様でした!

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