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【聖徳太子】白山神社の聖徳太子・黒駒像(三宅町)

太子道を愛馬に乗って往来する聖徳太子の像や腰掛石など

聖徳太子(厩戸皇子)が斑鳩宮と飛鳥小墾田(おはりだ)宮を行き来した古道は「太子道」と呼ばれています。聖徳太子は愛馬・黒駒にまたがり、従者の調子麿(ちょうしまろ)とともに「太子道」を通ったこともあったでしょう。

 

三宅町屏風(聖徳太子がここで休憩するとき、村人が風よけの屏風を立てたことが地名の由来と伝わる)の白山神社(無人)には、黒駒に乗った聖徳太子と調子麿の銅像があります。
元は昭和5年に建立された像でしたが、第2次世界大戦時に銅像が献納されたため、現在の銅像はその後に建てられたものです。

 

斑鳩から飛鳥まで約20㎞の道のりでしたが、馬上の聖徳太子は背筋を伸ばして前方を直視しています。政(まつりごと)を行う使命感と責任感、意欲が感じ取れます。
そばには太子道を往来する際の休憩で腰をかけたといわれる「腰掛石」や黒駒をつないだ「駒つなぎの柳」が残されています。

 

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