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【聖徳太子】鹿塚(斑鳩町)

犬に噛み殺された鹿の冥福を祈って、聖徳太子は鹿の墓を造りました。

国道25号から路地を入った住宅街にある、聖徳太子ゆかりの塚。次のような伝説が語り継がれています。

 

いわく―、聖徳太子が家来とともに当地を通りがかった際、たまたま出会った鹿の足に家来の飼い犬が噛みつきました。聖徳太子はケガをした鹿の手当てをし、逃がしてやりました。
しかし、後日、再びその鹿と犬が遭遇し、今度は犬が鹿を噛み殺してしまいました。

 

聖徳太子はこの出来事は、前世の宿業(前世の行為の報いが現世に現れること)によるものと考えました。そして、うらみの深さを現世で断ち切るため、死んだ鹿の冥福を祈って墓を造りました。鹿を殺してしまった犬もやがて死にましたが、聖徳太子は鹿の墓のそばに犬の墓も造ったといいます。

 

鹿塚は、この伝説を忘れないようにと建てられ、地元の人々が花や木を植えて大切に管理しています。
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