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中将姫髪供養会・諸願祈祷祭(當麻寺中之坊)(葛城市)

2024年6月16日(日)
切った髪を中将姫ゆかりの髪塚に収める稀有な法会です。

古代の三重塔が東西一対で現存するなど、白鳳・天平時代の伽藍を有する當麻寺。この古刹で尼僧となった中将姫が一夜にして織ったとされる『綴織當麻曼荼羅』(国宝)が有名です。

 

當麻寺中之坊は、當麻寺最古の塔頭で、中将姫が剃髪したお堂「剃髪堂」には、中将姫の守り本尊である「導き観音さま」が祀られています。

 

その中将姫が剃髪して尼僧となったのが天平宝字7年(763年)6月15日のことで、翌16日にその髪を糸にして阿弥陀さまや観音さまの梵字を刺繍して発願され、これが元になって「當麻曼荼羅」が表されました。

 

髪供養会はこの故事に基づく行事で、参列者は中将姫の刺繡の前で頭髪を切り、法会後、髪塚に収めるという珍しい祈願祭です。

 

13:30 受付開始~順次髪を切る儀式を一人ずつ行います。
13:50 受付終了
14:00 法会

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