• 行事・イベント

春季特別展―源氏物語の時代―平安王朝の栄華(春日大社 国宝殿)

2024年4月6日(土)~2024年8月4日(日)[前期:4月6日~6月9日、後期:6月11日~8月4日]
「源氏物語」が著された平安王朝時代の春日信仰の美と王朝文化の極致。藤原道長・頼通ゆかりの宝物や作品が展示されます。
提供:春日大社国宝殿

春日大社には、平安時代から連綿と続く祭礼があり、また祭礼に使用する祭器具や伝統的な装束などが伝わり、あらゆるところに雅やかな王朝文化が息づいています。

 

社殿に納められていた神宝類も多くが平安時代後期(12世紀)まで遡るもので、藤原摂関家によって当時の最高峰の技術と贅を尽くして制作されたものも数多く伝わっています。

 

今回の特別展では、春日大社の古神宝類を中心に、王朝時代の美術工芸品と、これらを現代の優れた名工たちが復元した品々が展示されます。

 

工芸品のみならず競馬(くらべうま)や舞楽などの王朝文化を描いた絵画や書、装束なども展示されます。

 

<主な展示>

・国宝 若宮御料古神宝類 平胡籙 平安時代(関白藤原忠実・頼長奉納)

・国宝 金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代 ※前期展示(左大臣藤原頼長奉納とされる)

・重要文化財 古神宝銅鏡類 素文鏡 平安時代(関白藤原道長奉納と伝わる)

・奈良県指定文化財 競馬図屏風 室町時代 ※後期展示(日本最古の競馬図屏風、修理後初公開)

・春日本 春日権現験記 第7巻 江戸時代 ※後期展示

・復元新調 金鶴洲浜台 現代 ※前期展示

Hashtags