奈良を代表する名庭が修理へ。後西院帝自筆の書などが特別公開されます。
中将姫の守り本尊「導き観音」様をご本尊とする當麻寺中之坊にある「香藕園(こうぐうえん)」は、桃山時代につくられた名庭として名高く、慈光院庭園(大和郡山市)と竹林院群芳園(吉野町)に並び、大和三名園のひとつに数えられます。
江戸時代初期、後西天皇(在位1655年~1663年)の行幸に際し、第4代将軍徳川家綱の茶道指南役を務めた片桐石州が現在の「香藕園」に改修しました。
その「香藕園」が5カ年におよぶ修理となるため勧進展――後西院(後西天皇)ご宸翰「観松」や高倉篤麿子爵筆「香藕園記」などが公開――が開催されます。
行事・イベント名 | 香藕園(こうぐうえん)改修勧進展(當麻寺中之坊) |
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開催場所 |
〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
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開催期間 | 2024年6月1日(土)~2024年8月20日(火) |
開催時間 | 9:00~17:00(受付は16:30まで) |
公式サイト | https://www.taimadera.org/ |
お問い合わせ先 | 0745-48-2001 |
料金 | 【拝観料】 中学生以上:500円 小学生:250円 ※庭園・霊宝殿共通 ※特別公開などによる変更あり |
アクセス | 近鉄「当麻寺」駅から徒歩約15分 |
駐車場 | あり(20台※民営駐車場) |