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大仏鉄道記念公園(奈良市)

かつてあった「大仏駅」の名残を感じる小さな公園。春は枝垂れ桜が満開に。
写真提供:奈良市観光協会

大仏鉄道は、関西鉄道株式会社が京都・加茂~奈良駅を結んだ路線で、明治31年~明治40年に機関車を走らせていました。公園に設置されている説明板によると、関西鉄道は「明治三十一年四月、この地の北側法蓮の交番所の南あたりに大仏駅を設置した」とされ、「大仏詣での人達もこの駅で下車し一条通りを通って東大寺に参拝していた(原文ママ)」といいます。

 

加茂~奈良間には勾配の大きい坂や黒髪山トンネルなどがあり、機関車の運行には厳しい地形でした。そのこともあって開業から約9年で廃線となってしまいました。昭和39年ごろまでは、トンネルも残っていましたが、現在は取り壊され、面影はありません。

 

トンネルや線路は残っていませんが、一部遺構が所々に残っており、大仏鉄道の跡を訪ねてハイキングするファンも少なくありません。

 

大仏鉄道記念公園には機関車の動輪モニュメントがあります。また毎年3月下旬ごろから4月上旬にかけて公園にある枝垂れ桜の巨樹が満開となり、佐保川の桜並木とあわせて、花見を楽しむ人たちでにぎわいます。
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